船橋市 動物病院 | ふなばし動物医療センター かつまペットクリニック | 整形外科 犬の白内障
ふなばし動物医療センター かつまペットクリニック
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病気の話
内分泌
(ホルモン)
の病気
内分泌とは、内分泌腺から血中に分泌されたホルモンが目的の臓器へ運ばれ、
細胞に到達して代謝促進や機能調節等の作用をおこなう仕組みのことです。
内分泌腺には脳下垂体、甲状腺、副腎、生殖腺、膵臓等があります。
内分泌の病気とは主にホルモンの乱れに起因する病気を指します。
vol.1 甲状腺機能亢進症
vol.2 甲状腺機能低下症
vol.3 副腎皮質機能亢進症
vol.2
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症は、甲状腺から分泌される
甲状腺ホルモンが欠乏してしまう病気
で、中~高齢の犬でよく起こります。
このホルモンが低下すると、全身の代謝が低下してしまい、太りやすい、疲れやすい、元気がない(悲しい表情)などの症状や、全身・尾の脱毛および色素沈着などの皮膚症状が表われます。
原因は様々で、炎症性、免疫介在性、腫瘍性などがありますが、多くの場合は特発性(原因不明)で、甲状腺が萎縮する事により起こります。
主な症状
太りやすい
疲れやすい
歩きたがらない
元気がない(悲しい表情)
全身・尾の脱毛
色素沈着
皮膚がベタつく
原因
甲状腺組織の破壊や萎縮など
診断
症状や身体検査、スクリーニング検査などによりこの病気を疑い、血液検査により甲状腺ホルモン値の低下を確認して診断します。甲状腺ホルモンは、甲状腺以外の疾患や飲んでいる薬などにより影響を受けるため、追加検査や、繰り返しホルモン値の検査が必要となる場合があります。
治療
欠乏している甲状腺ホルモンを内服薬で補うことが治療となります。
予後
内服による治療は通常生涯にわたって必要になります。
原因によって異なりますが、一般的には内服治療により、健康なワンちゃんと同じような生活が送れることが多いです。
気をつける事・お家でのケア
甲状腺ホルモンの過剰・過少投与を防ぐために、定期的に血中のホルモン値を測る必要性があり、その度に来院していただく必要があります。また、お薬による治療は基本的に生涯にわたって必要になります。お薬を中止してしまうと、甲状腺機能低下症の再発に繋がりますので、ご注意ください。
当院の健康診断では、甲状腺ホルモンの値も一緒に測定しております。お気軽にご相談ください。
甲状腺機能低下症は中~高齢の犬がかかりやすい病気ですが、中でもトイ・プードル、柴犬、ミニチュア・シュナウザー、ビーグル、シェットランド・シープドッグ、アメリカン・コッカースパニエルなどの犬種で多く見られます。
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