肩関節固定術は、肩関節脱臼や亜脱臼に対して靱帯再建手術(アンカースクリューと人工靱帯による再建術)が難しい場合や靱帯再建手術を行っても再脱臼する場合に行います。
犬の肩甲骨は可動性が高いため、肩関節固定術を行ってもほとんど機能的な障害を生じないので通常の生活を行うことが可能です。
| メリット |
再脱臼をすることはない。通常の歩行が可能。 |
| デメリット |
肩関節が固定化されるので肩関節の機能は失われる。可動が制限される。 |
当院ではKYON社のALPS®︎(チタンプレートとチタンスクリュー)を使用した肩関節固定術を行っております。
犬の肩関節固定術では、関節軟骨の除去を確実に行うために、肩甲骨(関節窩)と上腕骨(骨頭)の両方の表面を外科的に削り、骨同士が直接接触する状態にします。

右肩関節内方脱臼

手術後