船橋市 動物病院 | ふなばし動物医療センター かつまペットクリニック | 整形外科 犬の白内障

ふなばし動物医療センター かつまペットクリニック

PAUL
近位尺骨外反骨切り術
前肢尺骨を骨切りして角度を矯正、荷重バランスを均等に。
PAUL(Proximal Ulnar Osteotomy) は中型犬・大型犬の肘関節内側軟骨損傷(MCD)に対して行う手術です。肘関節内側軟骨損傷とは、本来なら内側と外側に均等にかかるべき荷重が、成長期の肘関節の形成不全などにより不安定な状態が続くことで内側に偏り、軟骨がすり減っていくことで痛み・消失を引き起こす疾患です。
PAUL法では尺骨を特殊な角度で骨切りし、肘関節の内側と外側に均等に荷重がかかるよう、専用の金属板と骨ネジで固定して角度矯正を行います。軟骨は一度消失すると再生されないので、外側の軟骨に損傷が起こる前に手術を行う必要があります。
PAULシステム
構成パーツと角度矯正のメカニズム
KYON社ALPS® テクノロジーの
生物学的原理に基づいたチタン製
インプラント

プレートと骨との接触を最小限にすることで、血管供給へのダメージを最小限に抑えながら治癒を促進します。
内側に負荷がかからないよう肢位を矯正
肘関節の接触力学が内側に崩れて傾いた尺骨の近位(肘付近)を骨切りし、角度の偏りをなくすことで荷重バランスを均衡化させます。術前・術後を比較すると、上腕骨側からの負荷が内側に逃げ、着地の際の反力も受け止められていない状態から、力の受け渡しが中心軸に沿って正しく行われるようになっているのがわかります。
手術の流れ
  • 手術当日
    麻酔前検査(血液検査・胸部レントゲン)
  • 手術
  • 翌日退院
  • 約1週間後再診
  • 約2週間後再診
    抜糸
  • 約4週間後再診
    レントゲンチェック
※術後4週間くらいは手術前より跛行がひどくなります。
その後、徐々に症状は改善していきます。
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